大きいトレンドが一番強い!トレードする上で知っておきたいトレンドの大きさ3タイプ


相場にはトレンドと呼ばれる「波」が存在し、

我々トレーダーはその波に乗って利益を得ようとします。

ほんとどの人が知っていることですね。

でもね、

そのトレンドって大きい波もあれば小さい波もあることをご存知ですか?

 

???

 

トレンドなんて波がひとつあるだけじゃねーの!?

と頭にハテナが飛び出た人はまだまだ思うようにトレードで結果が出ていない人ではないでしょうか?

ギクッとした人もいるかもしれませんが、僕も初めはここを全然理解していませんでした。

しかし、今ではしっかりとトレンドの大きさ意識してトレードして利益を積み上げています。

なのであなたもダイジョウブです!!

ではでは、順を追って説明していきましょう。

 

●トレンドには長期、中期、短期の3つの波がある

デイトレードにおける注目すべき一番大きな時間足は「日足」です。

場合によっては週足を見るケースもありますが、

基本となるのは日足ですので日足を基準に話を進めますね。

時間足の原理原則なんですが、

日足の動きを細かくした動きが4H足、

4H足の動きを細かくした動きが1H足、

1H足の動きを細かくした動きが15分足、

これはみなさん感覚的にでも知っていることですよね。

トレンドの大きさもこれと同じことで、

日足のトレンドを細かくした動きが4H足、

4H足のトレンドを細かくした動きが1H足、

1H足のトレンドを細かくした動きが15分足、

ということになります。

つまり、日足のトレンドが長期的な波、ひとつ時間足を小さくした4H足が中期的な波

4H足以下の小さな時間足が短期的な波ということなり、

相場とはこれら三種類に波が混在して成り立っています。

 

具体例を挙げると、下のチャートはユーロポンドの日足チャートです。

高値安値を切り上げていて明確な上げトレンドですね。

これが長期的なトレンドの波です。

トレンドの波の大きさ1

 

青く囲んだ部分を4H足に落とし込んだのがこちらです。

高値安値を切り下げていて明確な下げトレンドですね。

これが中期的なトレンドの波です。

トレンドの波の大きさ2

 

青く囲んだ部分を15分足に落とし込んだのこちらです。

高値安値を切り上げていますので明確な上げトレンドです。

こちらが短期的なトレンドの波です。

トレンドの波の大きさ3

 

ここまでの各時間軸のトレンドを整理すると、

長期的(日足)のトレンドは上げトレンド、

中期的な(4H足)のトレンドは下げトレンド、

短期的な(15分足)のトレンドは上げトレンド

であることが分かります。

 

これらの時間軸のトレンドがそれぞれどういう位置づけにあるかを順にひも解いていくと、

15分足で上げトレンドと見ていた部分の動きは4H足の下げトレンドの戻りにあたり、

4H足で下げトレンドと見ていた部分は日足の上げトレンドの戻りにあたるわけです。

ここで重要なのは短期的なトレンドは中期的なトレンドの一部であり、

中期的なトレンドは長期的なトレンドの一部である、そして、

すべては時間足は日足を基本に成り立っているということです。

各時間軸のトレンドは決してそれ単体で終わるわけではなく、必ず繋がっているんですね。

そのため、短期的なトレンドは必ず中期的なトレンドにいずれは吸収され、

中期的なトレンドも必ず長期的なトレンドに吸収されていきます。

つまり、長期的なトレンドが一番強いということですね。(ここ超重要です)

 

●3種類のトレンドを利益に変えるために

長期的なトレンドが一番強いのであれば、長期的なトレンド方向だけに仕掛けていけば「勝てる!」と思いがちですが、

単純にそうともいかないのがFXの難しいところです。

すべての波、つまり長期も中期も短期もトレンドが同じ方向に伸びていれば、

何も難しいことはないんですが(ただ愚直のそのトレンド方向に仕掛けるだけなので)、

例のチャートにように、長期と短期は同じ上げトレンドだけど、

中期は下げトレンドであるといった場合、

単純に長期トレンド方向に買いで仕掛けてもあまり優位性は高くありません。

なぜか・・・

中期のトレンドが下げトレンドだからです。

先ほどの説明を思い出してみてください。

「短期のトレンドは中期のトレンドの一部でありいずれ吸収される」

そう、吸収されちゃんです!!ナンテコッタイω`)

折角、長期と短期のトレンドをシンクロさせて優位性のありそうな方に仕掛けているつもりでも、

中期のトレンドを無視していては、なかなか勝てるようにはなりません。

例のパターンで買いを狙うのであれば、

短期の上げトレンドに乗って、中期の下げトレンドの戻りの部分だけを買っていく、

もしくは、長期の上げトレンドに乗るために、中期の下げトレンドが終焉して上げトレンドに切り替わるの待ってから買っていく、

この2パターンですね。

ちなみに例のチャートの相場環境で売っていきたいなら、

中期の下げトレンドに乗って、長期足の上げトレンドの戻りの部分だけを売っていく、ですね。

 

自分が今の相場環境で長期、中期、短期どのトレンドに乗ってトレードしようとしているのか?(ここもかなり重要)

ここを自分自身がしっかりと把握しておかないと相場の上で迷子になってしまいます。

海外に行きたいのに、国内線の飛行機に乗っても目的地にはいつまで立っても到着しませんよね?

これと同じです。(分かりにくい?笑)

 

小手先のインディケータ、チャートパターンよりも、まずはこういった相場の本質をしっかりと捉える訓練を積むことが先決です。

こればかっりは一朝一夕で修得できるものではないので、

コツコツと継続していくことが一番の近道なんですが、

必ずあなたに良い結果をもたらしてくれますので挑戦し続けましょう!

 

質問があればドシドシどうぞ!!


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