レバレッジを正しく知ろう


「最大レバレッジ400倍」

これを見てあなたはどう感じるでしょうか?

400!?大きすぎる!危険だよ!」といったように、

単に数字の大きさに危険を感じている人はレバレッジを正しく理解できていないでしょう。

(「400!?よし!高ロットでガンガン取引してやるぜ!」といった感情もちと危ないですが・・・)

●レバレッジの正しい理解とは?

各証券会社により最大レバレッジは様々で、私が知る限りでは海外では最大500の証券会社があります。

日本の証券会社であれば最大25倍で統一されていますね。

このレバレッジとは、わざわざ「最大」と付いているように、

「最大」の範囲内であれば何倍の取引をしても構いません。

最大400倍であれば、

証拠金の10倍で取引するのも良しですし、

50倍、200倍で取引するのも良しです。

つまり、

どれだけのリスクを取ってどれだけのリターンを得るかは、

トレーダー個人個人が決定することであり、

最大レバレッジ400倍の証券口座を使用していても、

実際に400倍のレバレッジでトレードする必要性はありません。

最大レバレッジが大きすぎることが危険なのではなく、

自身の力量に見合わないレバレッジでトレードすることが危険ということなのです。

ここは自身の内側、つまりメンタルでコントロールできる部分なので、

トレードの力量が未熟なうちは低レバレッジとトレードすることで、

しっかりと自信の資金のコントロールをしていきましょう。

●レバレッジの正しい利用の仕方

高いレバレッジはトレードの力量が十分に備わってから利用します。

証拠金に対して高いレバレッジをかけて高ロットでトレードしていけば、

同じトレードをしていても、低ロットでのトレードよりリターンが大きくなりますので、

効率よく資金を増やすことができます。

当然、リスクも大きくなりますが、十分な資金管理と確かなトレード技術が備わっていれば、

何も恐れることはないでしょう。

また、最大レバレッジが大きい証券口座であれば、

必要以上に大きな資金を証券口座に入れる必要もありません。

例えば最大レバレッジが25倍で、10万通貨以上の取引がしたい場合、

証券口座には少なくとも400万円を証拠金として入れる必要がありますが、

最大レバレッジ250倍であれば、証拠金は40万円で十分です。

(※単純化のため1ドル100円で計算しています)

少ない証拠金で大きな取引ができれば、

必要以上に資金を晒す必要もありませんし、

FX以外のことに資金を活用することも可能です。

提供されるツールは最大限に活用して、

自身の人生にもレバレッジをかけていきましょう。


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