最大限の月収を得るための思考


雇われ上手になるスキルをお届けする第2回です。

 

新年度に入り2か月が経過しましたね。

多くの企業が昇給の時期かと思います。

お勤めのみなさんは納得のいく昇給でしたか?

「予想以上にアップした!」という嬉しい声がある一方で、「これだけ?」という不満の声もきっとあることでしょう。

どちらかというと不満の声の方が多いのでは・・・?という印象・・・。


ボクの会社でも先日、昇給通知がありました。

やはり、ご自身の昇給額に納得がいかない方からの意見が担当部署にチラホラ届いたそうです。

自分の生活がありますからね、納得できないことに対する不満の声はあって当たり前だと思います。

(ただのクレームは別ですがね・・・)

 

ところで、

どうして昇給額に納得ができないのでしょうか?

会社業績と社員それぞれの実績を鑑みて昇給は決定するものなので、その時々の時勢に応じた妥当な金額が決定されているはずです。

(社長や一部の幹部が独占するような会社でなければですが・・・)

給与を受け取る側と支払う側でギャップが生れるのはナゼなんでしょう?

 

ボクが思うに、

自分の給料が何を根拠に決定しているか正しく理解できていない、逆を言えば、何を根拠に決定しているか有耶無耶にしているから

と考えます。

 

(世の中、根拠を有耶無耶にしている企業の方が多いかもしれませんが、根拠がそれなりに明確な企業であることを前提に話を進めます。)

 

「俺はこれだけのことをやっているのに!」

不満の声の代表格ですね。

でもね、

その「やっていること」って会社の意向とマッチしていますか?

 

自分が与えられた仕事だけを全うし、時には、その与えられた仕事で100%以上の成果を挙げる

こういうポイントを評価の対象とする会社がある一方で、

自分自身の仕事を全うすることは当たり前で、自分で考えて成果に繋がる仕事をする、さらに人材育成などの事業運営にも協力的である

こういうポイントを評価の対象とする会社もあります。

 

前者の会社で、与えられたこともまともにクリアできないのに事業運営ばかりに協力的な人が、「やってますよ感」を出しても評価されないことは当たり前ですし、

後者の会社で、自分のことしか目を向けれない人が「やってますよ感」出しても評価の対象にならないことは自明ですよね。

 

あくまでボクの経験則ですが、日本企業のほとんどが後者の考え方だと思います。

会社側としては成長することが重要ですからね。

会社成長につながる行為にやはり評価は傾きがちです。

しかし、多くの方々が前者の考え方で行動をしている印象・・・。

結果「俺はこれだけのことをやっているのに!」という不満に繋がるんだと推測します。

 

自分が置かれている環境を正しく理解しないと、最大限の利益を生むことは難しく、逆に不利益を被る可能性があります。

FXトレードも同じですね。

買いが優勢な相場環境で売りを狙っても損失になる可能性は高いです。

 

事業運営を率先して取り組むことは会社のために自分を犠牲にしているみたいで嫌だ!

なんて意見があるかもしれませんが、

事業運営に取り組むことは決して会社のためだけでもないですし、自己犠牲でもないとボクは思います。

むしろ自分のため、自己成長のためです。

 

組織の成長に何が必要か?

いまの自分に何ができるか?足りないことは何か?

こういったビジネススキルを伸ばす意欲がある人が自己を成長させ、結果として高い報酬を得ることができると考えています。

所謂、起業家マインドを持った人材ですね。

正しい起業家マインドを持った人材であれば、例え現在の会社で思うような報酬を得ることができなくても、転職市場では間違いなく重宝されます。

会社という組織に属している以上、その組織のルールに合わせて自分の価値を高めていくのが賢明な判断です。

ルールを正しく理解して、月収という利益の最大化を目指していきましょう!

 

 

補足ですが、

前者にも後者にも当てはまらない評価の考え方の会社もあります。

年功序列というやつですね。

年功序列の会社で昇給額に不満をもらしても仕方がないです。

だって年功序列なんだから!(泣)

 

 

 

 


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